雪に注意!岩手のおすすめツーリング

岩手エリアの特徴

岩手県は日本国内で2番目に面積が大きく、山間部と海岸部の両方の魅力を楽しめるエリアです。
首都圏からのアクセスも整備されており、しかもツーリングスポットがたくさんあるエリアとして、ライダーたちの間で人気です。
絶景が続くツーリングルートも多く、週末を利用したツーリングには最適のエリアと言っていいでしょう。

観光スポットやグルメスポットも数多く存在し、ツーリングの醍醐味を満喫できるのが岩手エリアの魅力です。
ただし、この地域は冬季になると雪によって閉鎖されるところも多いので、交通情報をあらかじめよくチェックしておく必要があります。
初夏から夏、そして秋にかけてが岩手エリアのおすすめツーリングシーズンと言えます。

岩手エリアのおすすめルート

岩手県内にある数あるツーリングルートの中でも、特におすすめなのが松尾八幡平ICから八幡平アスピーテラインにかけてのルートです。
八幡平アスピーテラインというのは岩手県から秋田県まで八幡平を横断する道路のことで、2000m級の岩手山などの光景を楽しむことができます。
かつては有料道路でしたが、現在では「岩手県道・秋田県道23号大更八幡平線」の一部として、1992年4月1日から無料で開放されています。

紅葉の名所としても知られている八幡平アスピーテラインは、ダイナミックなワインディングロードが特徴です。
八幡平アスピーテラインの全長は約27km、4月中旬に開通された後には道路の両側に数メートルの雪が積り、「雪の回廊」を鑑賞することができます。

岩手の人気スポット紹介

岩手には数々の名所・旧跡がありますので、スケジュール的にゆとりを持ってツーリングに出かけるのがおすすめです。
特にツーリングスポットとして人気の高い「猊鼻渓(げいびけい)」は約100mの断崖に囲まれた渓谷で、日本百景のひとつとしても知られています。
新緑・紅葉のシーズンにはお茶を楽しむ茶席船が楽しめるだけではなくて、舟下りなどの豪快なアクティビティも用意されています。
日本で唯一、棹一本で往復する猊鼻渓の舟下りは、猊鼻渓の公式ホームページから割引チケットを購入することが可能です。

八幡平は温泉スポットとしても有名なので、週末ツーリングに出かけたら、温泉で1泊か2泊することをおすすめします。
数ある宿の中でも、特に人気が高いのは「安比八幡平の食の宿・四季館”彩冬”」です。
メイン料理は選ぶことができるので、早めに予約をしておくといいでしょう。
東北各地から取り寄せた旬の食材を使用した料理は、心も体も温まるおもてなし料理として評判です。
「安比舞茸と海老の天丼」などの贅沢ランチは、予約なしで賞味することができます。