秋田県の絶景ツーリングスポット
秋田エリアの特徴
東北地方は首都圏からのアクセス道路も整備されており、海の幸と山の幸の両方を楽しめるツーリングエリアとしてライダーたちから高い評価を受けています。
その中でも特に秋田県は、数々の名所旧跡が楽しめるエリアとして有名です。
秋田県は重要無形民俗文化財が日本一多い県であるとともに、縄文時代の遺跡なども残っており、歴史に興味のあるライダーにとっては一度は行ってみたいエリアということができるでしょう。
秋田県のおすすめのルート
秋田県内には数々の人気ルートがありますが、その中でも特におすすめなのが県道55号線から寒風山にかけてのルートです。
男鹿市からはバイクでわずか20分程度のルートとはいえ、男鹿半島を一望にできる絶景が楽しめるので、秋田県でツーリングを計画しているなら必ず通ってみたいルートのひとつです。
「寒風山」という名前からも想像できるように、冬場は寒風がかなり厳しいので、できるだけ夏場に訪れることをおすすめします。
寒風山は標高355mの成層火山で、男鹿三山のひとつにも数えられています。
妻恋山、または羽吹風山とも呼ばれていた寒風山は、1810年の羽後地震の際の地震塚なども残されており、地元の住民と密着した山岳信仰が生きている山です。
秋田県道55号からは入道崎にアクセスすることもできます。
入道崎は秋田県の最北端に位置しており、夕日が美しいことで人気があります。
男鹿半島の先端にあり、「日本の灯台50選」にも選ばれている1898年(明治31年)に点灯された入道崎灯台があることで知られています。
入道崎灯台の周辺には食事処も多いので、昼食時間に合わせて訪れるといいでしょう。
国道55号線からさらにバイクを走らせると、「男鹿西海岸」に到着します。
男鹿市からはバイクで約30分、県道とはいいながら、有料の観光道路にも負けない起伏に富んだ景色を楽しめる55号線はぜひ一度は走ってみたい人気ルートのひとつです。
この他にも「なまはげライン」などのルートがありますので、秋田方面にツーリングに出かける際にはゆったりと時間を取っていきたいものです。
秋田県の人気スポット
秋田県は古い遺跡などが数多く残っている地域として有名で、中でも「大湯環状列石」は特に有名です。
「ストーンサークル」とも呼ばれている大湯環状列石は、1931年に発見されましたが、成立したのは縄文時代にとみなされています。
遺跡からは土器や石器なども数多く出土しており、歴史ファンにとっては興味深いひとときが過ごせる場所です。
大湯環状列石にアクセスするには、東北自動車道十和田ICから約10分のルートが便利です。
歴史的な遺産に興味があるのであれば、まさに外せないスポットと言えるでしょう。