スズキ製バイク、特徴やイメージは?

コストを下げ性能を出す

スズキのバイクは、ラインナップが多く、中型車や大型車はもちろん、原付や小型車も数多くのモデルがあります。
ただスズキのバイクは安くて壊れやすいとイメージする人もいますが、それはスズキのバイク作りの姿勢を誤解しています。

コストを下げてバイク製造を行なっており、これによって低価格なバイクを発売しています。
そしてコストダウンを図りながらも、エンジンの性能が良く、これによって日本のみならず世界での評価は高いです。
どのモデルでも、パワフルな走りを実現しており、パワーのあるバイクが欲しい人には適しています。

また、独特のデザインを施すのも特徴で、個性的とも言われており、自分らしいバイクを探すならおすすめです。
その独創性溢れるデザインのために、熱狂的なファンも多く、深くスズキのバイクにのめり込む人も多く、それは日本のみならず海外にもそのようなファンがいます。

もともと鈴木式織機製作所として織物メーカーとしてスタートした会社ですが、戦後には輸送用機械も製造を始め、戦後のバイクブームに乗って、急成長を遂げていきます。
その後は、鈴木自動車工業株式会社に社名を変更、1990年には現在のスズキ株式会社に社名が変わります。
有名なバイクと言えば、GSXシリーズがあります。
GSXシリーズでは世界的に有名なバイクのカタナという機種も生み出しました。
海外進出も積極的に行なっており、日本のみならず海外のレースにも数多く参加し、レースモデルのバイクも多数あります。

息の長い人気が特徴

スズキのバイクは、発売してから長く愛されるモデルが多いです。
いくつか紹介しましょう。

・スズキ GSX1300R 隼

1999年に発売された、今なおスズキを代表するバイクです。
市販車では初の時速300kmオーバーを果たしました。
何度かモデルチェンジを行いながら、今も世界中のスズキファンを虜にしています。

・スズキ GSX1100S 刀

1981年に発売されました。
当初から、独創的なデザインと高い性能で話題になった大型マシンです。
高い人気が続き、20年間に渡って販売されてきました。
もちろんこのバイクのデザインは、名前の通り刀をイメージしてデザインされており、角張った外観のバイクになっています。

・スズキ チョイノリ

2003年に発売されたバイクです。
原付きの平均移動距離が少ないことに着目し、短距離走行用に最低限の装備とスペックの原付になっています。
しかしメットインがない、馬力が無く坂を登るのも苦労するなどの理由により、発売当時は話題にはなりましたが、すぐに生産中止になります。

・スズキ Gストライダー

2003年の東京モーターショー出展されたコンセプトバイクです。
まるでアニメに登場する斬新なデザインであり、実際にアニメAKIRAの金田バイクみたいだとも言われました。
後方監視モニターやマルチフィクションディスプレイと、未来的なデザインと装備のコンセプトバイクです。