バイク免許の種類

取得するバイク免許の選び方

免許の種類バイクに乗るためには必ず免許取得が必要となりますが、バイク免許にもいくつか種類があります。

バイクの免許制度が始まったのは昭和初期からですが、現行の免許制度は平成7年の道路交通法改正に従ったものとなっています。

それまではバイクの免許は原付免許・小型免許・中型免許の3つとそれに限定解除として新たに取得することで大型バイクに乗ることができるようになるという方法が取られていました。

しかしその制度では大型バイクに乗るための免許取得はかなり難易度の高い実技試験にクリアしなくてはならず、司法試験より難しいと言われることもあるほど合格率が低いものとなっていました。

そこで平成7年からは海外のバイクメーカーの働きもあり大幅に規制緩和がされるようになり、免許が全くない人でも大型免許の教習を受けて免許を取得ができるように改正されました。

とはいえバイクの免許の種類自体は原付(50cc)、普通自動二輪小型限定(~125cc)、普通自動二輪(~400cc)、大型自動二輪免許(400cc~)という4段階の設定であるということでは変わりありません。

これからバイク免許を取得するなら、どんなバイクに乗りたいかということを考えてめざす免許を選んでいきましょう。

いきなり大型免許を取得すること

バイクにこれから乗りたいと考える人にとっては、やはりどんなバイクにも乗ることができる大型自動二輪免許は魅力的です。

四輪自動車の場合には普通乗用車の上に大型免許や二種免許など複数の区分がありますが、バイクの場合には大型自動二輪免許を取得してしまえば全くなんの制限もなく好きなバイクに乗れるようになります。

ですのでそれまでバイクの免許を全く持っていなかった人であっても、より早く好きなバイクに乗るためにいきなり大型自動二輪免許に挑戦しようとする人が多く見られます。

しかし大型自動二輪免許というのはバイク初心者にとってはかなりハードルが高く、教習中に転倒などをしてそれから恐怖感から通えなくなってしまったという人もかなりいます。

確かにどうせ教習所に通うなら一度で全てのバイクに乗れる免許をとりたいと考えたくなりますが、バイクは想像以上に運転に慣れるまでの時間がかかるため、いきなり大型バイクに挑戦するよりはもっと運転しやすいものから初めた方が結果的に運転技術が向上し楽しんで乗れるということもあります。

小型バイクとされる125ccまでのバイクでも名車は数多くあり、バイクライフを送るには十分満足ができるものです。

あまり焦らず、少しずつ免許を増やしていくというのも一つの方法として覚えておいてもらいたいです。