バイク乗りなら知っておきたい用語集
バイクに乗っていてよく聞く用語
バイクの世界というのは大変奥深いもので、調べれば調べるほど多くの知識が集められます。
バイクについて書かれた本を見てみるとそこにはズラリと専門用語が並んでいたりして、いきなり初心者が読んでも何がなんだかわからないということもよくあります。
よく使用される用語の種類としては「運転テクニック用語」「バイクのタイプや仕様の用語」「バイクのパーツ用語」「ツーリングや乗り方についての俗語」といったように分類ができます。
長く乗っていると仲間の会話や雑誌の特集などでなんとなく意味がわかってくるものですが、最初のうちにだいたいの意味を理解することができていればその分集める情報の量も違ってきます。
運転テクニックに関する用語
【ジャックナイフ】
バイクの前輪のみを地面につけて後輪を浮かせる運転方法。
【ウイリー(走行)】
ジャックナイフとは逆に後輪のみを地面につけて運転する方法。曲乗りとしては一般的。
【アクセルターン】
停止した姿勢から急激にエンジンをかけて後輪を回転させることでスリップを人為的に起こして車体の向きを変える運転方法。
【ブレーキングターン】
走行中に後輪ブレーキを強くかけることで動きを止め浮いた前輪を移動させることで高速で車体の向きを変える運転方法。
【キャンバー走行】
オフロードでの走行で主に使われるキャンバー(斜面)の走行技術。
急な斜面に対して平行に進むバランスをとる方法。
【リーンアウト】
バイクの方向を急に変えたいときにハンドルを大きく曲げつつ体の重心を外に逃がすようにする方法。腕と車体を内側に方向けた体を外に向けるというテクニック。
バイクの部品や本体の用語
【全長】
バイクを横向きに見た場合の前後の長さのこと。
【全幅】
バイクを正面から見たときの左右の長さのこと。
【全高】
バイクの高さのこと。
基本的には地面からハンドル中央部分までの高さで、バックミラーやハンドルチョッパー部分の曲線は含まれない。
【シート高】
地面から運転手のシートの高さまでの長さのこと。
【ブレーキ形式】
市販バイクのブレーキは大きく「ドラム式」と「ディスク式」があるのでそのいずれかであることを示すもの。
【パワーウェイトレシオ】
そのバイクが持つ馬力あたりの荷重比率。
kg/psという単位で表現されるが、数字が小さいほど加速性能がよいバイクということになる。
計算方法は「総重量(kg) /最高出力(100PS)=パワーウェイトレシオ」。