避暑地、軽井沢へ

日本有数の避暑地であると同時に、冬場にはスキーなどのウインタースポーツで賑わう人気の観光地が軽井沢です。

軽井沢はもともと海外からの要人をもてなすために作られた観光名所ということもあり、関東圏からのアクセスは非常にしやすく、遠出をする関西圏からもわかりやすい道筋となっています。

軽井沢入り口までは高速道路が走っており簡単に到着をすることができるのですが、一般道に降りてからは沢山の寄り道ポイントもありさまざまな楽しみ方をしていくことができます。

特に女性に利用がしやすい観光名所も多いことから女性ライダーからも支持も厚く、年間を通して多くのツーリング客が訪れる場所となっています。

軽井沢の最大の魅力は周囲を埋める多くの自然と歴史的な建造物です。

軽井沢周辺には古い建物も多く、風情のある別荘が豊かな森林の中に佇んでいるという独特の景色を楽しむことができます。

バイクでそうした森林の中を走っているだけでも新鮮な空気に気持ちがリフレッシュされるように感じます。

立ち止まることのない弾丸ツアーであっても十分に景色を堪能することができるというのが軽井沢ツーリングの特徴です。

軽井沢には有名なショッピングモールやホテル・ペンションのような施設があると同時に、昔ながらの手の入れられていない自然風景も残されています。

軽井沢を訪れるときにはあらかじめどういったところを回りたいかということをある程度決めていかないと観光ポイントが多すぎて迷ってしまうことになります。

自然風景として有名なところとしてはまず旧軽井沢エリアとなっている「白糸の滝」があります。

「白糸の滝」は以前より有名な観光スポットであり、夏場には清涼感のある水の流れを見ることができるだけでなく、寒い時期にはまた異なった景色になるという年間を通して見ることができる美しいスポットです。

白糸の滝を訪れるときには必ず「白糸ハイランドウェイ」という道路を通るのですが、この道も軽井沢を代表する景観のルートとなっているのでそうした途中の過程も楽しんでもらいたいところです。

また軽井沢に残る古い建物を見るということでは同じく旧軽井沢エリアにある「旧三笠ホテル」もおすすめです。

こちらは明治時代に設計された純正洋風建物のホテルで、現在では重要文化財としての指定も受けています。

現在ではホテルとしての営業は行っていませんが、かつて文化人や財界人として知られた人が利用したとして記録が残されています。

その他にも旧軽井沢エリアにはたくさんの古い建物があるので、一通り回ってみることもおすすめのルートです。

軽井沢では常に開発が行われており、数年前に行った時よりもかなり印象が異なっているということもよくあります。

特に中軽井沢エリアとされる場所では開発が進んでおり、現在では国内のリゾートウェディング会場としてかなりの人気になっています。

中でも「石の教会内村鑑三記念堂」というホテル施設にある施設が有名であり、軽井沢の豊かな自然になじむように設置されている石造りの建物は一見の価値があります。

他にも軽井沢エリアには新旧含めて協会施設が多く、荘厳な雰囲気を味わうこともできます。