バイク道って?

バイクの魅力をもっと知ってもらいたい

渋滞中の高速道路などで、脇をすいすいと抜けていくバイクを見かけたことがあるでしょう。

毎日通勤や通学で満員電車に乗っている時なども、道路を颯爽と駆け抜けていく身軽なバイクを羨ましいと思ったことがあるはずです。

日本は世界トップのバイク製造大国であり、国内メーカー品としてかなり性能のよいバイクを安価に購入をすることができるという大変恵まれた環境にあります。

しかしそうした状況にもかかわらず、バイクの免許取得者数やバイク購買数は年々右肩下がりが続いており特に若い世代のバイク人気はピーク時に比べてかなり落ち込んでしまっています。

バイクは自動車ほどでないにしろ所有をしていることで税金や保険のための維持費がかかりますし、運転をするときには事故の危険性もでてきます。

バイクの免許がない人や所有の予定のない人に言わせれば「危険」「お金がかかる」「邪魔」「冬に乗れない」といったデメリットがいくつでも出てきます。

ですが実際にバイクに乗ってみれば、そんないくつもあるデメリットを差し引いてもまだおつりが来るような素晴らしい魅力を感じることができるはずです。

それまで全く興味がなかった人がちょっとしたきっかけでバイクの免許をとってみたところ、人生が一変するような大きな衝撃を受けたということもよくある話なので、ぜひ悪い面ばかりでなくバイクの良さにも目を向けてもらいたいです。

通勤通学にも遠乗りツーリング旅行にも

バイクには50ccという排気量の小さい原動機付自転車もあれば、1000cc以上にもなるビッグバイクもありその種類や形はさまざまです。

公道で運転をするためには必ず事前に運転免許を取得しなければいけませんが、自分が乗りたいバイクの種類に応じて4種類の中から選ぶこととなっています。

もっとも手軽なのがその日に試験を受けて即日発行できる原付免許ですが、やはりバイクの楽しさを感じるということで考えると小型自動二輪として分類される125ccまでの免許にするのがおすすめです。

125ccというと小さな排気量のように思えますが、50ccの原付バイクが制限速度30km/hと遅いのに対し50cc以上の125ccクラスのバイクになると制限速度は普通車と同じ扱いとなり、二人乗りも可能となります。

街乗り用にもちょっとした遠出にも使うことができる便利なバイクです。

ですがバイク本来の運転する楽しみを知るならより排気量の大きい普通自動二輪免許(~400cc)や、大型自動二輪免許(400cc以上)を目指すことをおすすめしたいです。

大型バイクになるほど最初に慣れるまでが大変となりますが、乗りこなせるようになったときの爽快感は他の乗り物では絶対に味わうことができないものになります。

行動範囲も知識もどんどん広がっていく

バイクの楽しさは乗用することで日常の行動範囲が飛躍的に広がり、行ったことのない場所にもどんどん行きたくなるということです。

電車やバスのような公共交通機関を使用したりするときとはバイクに乗っているときの景色は異なり、まさに自分のものになるという感覚があるからです。

行動範囲が広がってくると当然そこにどんなバイクでどんなふうに行こうかということに興味を持つようになっていくので、バイクウェアやアクセサリー、グッズなどにも段々詳しくなっていきます。

またバイクという共通の趣味を持っていることで繋がる仲間も多く、一緒に長距離を旅行する親しいサークルの輪にも入ることができます。

もちろん誰かと一緒でなく自分ひとりで気ままな旅に出かけることだってできます。

楽しみ方も知識も人それぞれに追求していくことができるということこそがバイクに乗る人にとって一番の魅力と言えます。

このサイトではそんなもっとバイクを楽しみたいという人に、新しい発見につながるような話題を集めていきます。